アンチエイジングを意識してきれいになるための食習慣 5か条
アンチエイジングの基本的な考え方は、老化させずに未然に防ぐことです。
間違ったスキンケアなどは肌老化の原因となります。
若さと美しさのためには、細胞にいい栄養を与えることが大切。そこで今回は細胞から若返る食べ方についてご紹介します。
食習慣で細胞が若返る!
「マイナス5歳若く、10歳若く見られたい」…と思ったら、まず見直してほしいのが食習慣。「いつまでも若々しく輝いているね!」と言われるようになる、今すぐ試して欲しい5つの食習慣を紹介します。
【1】旬のものを食べよう
日本には四季があり、季節ごとに旬を迎える野菜や果物、魚介類などがたくさんあります。旬の野菜は一般的に新鮮で栄養価が高く、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなど、抗酸化作用を持つ栄養成分が豊富に含まれています。それらを食べることで、栄養が体の汚れやサビを防ぐ抗酸化作用として働きます。魚も旬のものを選ぶと、DHAやEPAなどの、脳や目の健康を維持し、血液をキレイにする脂(脂質)を効率よく摂ることができます。したがって旬の食材こそがアンチエイジングな食事にピッタリですから、ぜひ季節ごとに楽しみながら旬の食材を食べましょう。
【2】ドレッシングは自作で
調味料もシンプルにしましょう。市販のドレッシングなどの調味料には意外にたくさんの油や塩、砂糖、添加物などが使用されていることが多く、知らないうちに摂りすぎてしまいます。こだわりの塩、しょうゆ、酢、こしょう、オリーブオイル、亜麻仁オイル、ごま油などでドレッシングを作ったり、食べる前に調合して味付けしましょう。減塩したい場合は、レモンをぜひ塩代わりに使ってください。
【3】ハーブや薬味をいっぱい食べよう
香りにこだわってください。食べ物に香り付けや味のアクセントを出すためには、ハーブと薬味をたっぷり使うこと。ネギ、生姜、大葉、ニンニクなどは一年中スーパーなどで手に入りますし、山椒、ミョウガなど、季節ものの薬味を楽しむのもいいですね。ハーブはできれば生のもの、パセリ、バジル、ミントなどは手に入りやすいので、ぜひ香りづけに使ってください。実は、これらの薬味やハーブの香り、色、味の成分にはフィトケミカルという免疫機能を整えて病気になりにくい体を作り、抗酸化力を高めて若さを維持する働きがあります。日焼けが気になる季節や肌の乾燥が気になるとき、また寝不足が続いて肌コンディションがイマイチだと感じたときには、ぜひハーブと薬味をいつもの2~3倍とたっぷり使って、細胞から元気になるように栄養をチャージしましょう。
【4】乳酸菌と食物繊維で腸美人に
腸をキレイにする「乳酸菌」と「食物繊維」を摂ってください。どんな健康的な食事にこだわっても、快便、快腸で、腸がキレイでなければ、栄養を上手に吸収できません。腸が汚れていると腸内にガスが発生してお腹が膨らんで気持ちが悪くなったり、食べ物が腸の中で変質して有害物質を作り出し、体調不良や肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
さらに食物繊維は、腸のそうじをする働きと、乳酸菌のエサになる働きがあるので、ぜひ食べて欲しい食材です。ワカメ、もずく、メカブ、昆布、こんにゃくなど、低カロリーですぐ手に入るものばかりなので、ぜひ毎日食べましょう。
【5】スイーツよりフルーツを
「フルーツ」を食べること。日本人は欧米先進国の中で最もフルーツを食べない国民だって知っていましたか? 最近では、フルーツが太る、血糖値を上げる、糖化に関係して肌に良くない…などという情報も流れていますが、そこが気になるのであれば、フルーツよりもスイーツを食べるのをやめた方が良いでしょう。フルーツには糖分だけでなく、食物繊維やビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどの抗酸化物質も豊富で、低カロリーです。ぜひお菓子やケーキなどのスイーツの代わりにフルーツを食べるようにしましょう。
今回はアンチエイジングの基本的な5つのポイントに絞ってお伝えしました。
アンチエイジングな食習慣を守って体に良いものを食べるように気持ちを入れ替えてみてくださいね。